2011-05-30

松本・美ヶ原


5月29日から30日まで、松本と美ヶ原へ行ってきました。

5月28日、29日は松本のあがたの森公園を会場に「クラフトフェア」が開催されるので、「クラフトフェア」を楽しんでついでに山も登ろう、という計画でしたが、松本入りした29日は台風接近ということで、強い雨が降っていました。にもかかわらず、クラフトフェアは大盛況。武蔵野美大出身の若い女性陶芸家の作品を購入しました。

クラフトフェア会場を後にして、昼食後、「蔵しっく」という通りを散策。明治から昭和初期にかけて建造された蔵が多数残されていて、家具店やアンティークショップなどになっています。それから縄手通りも散策。蔵しっくとは趣が異なり庶民的な風情のある店が並んでいます。この時は松本が連続テレビ小説「おひさま」の舞台となっているので、町中に「おひさま」がありました。

この日の夜は美ヶ原高原のふもとにある公共の宿に宿泊。

翌30日。宿の裏手にある登山口から美ヶ原高原へ登りました。台風は進路を変えて遠ざかっていましたが、朝から雨が降り続いていました。

百曲というルートで頂上を目指します。その名の通り山の斜面をジグザグに進む道です。小石が敷き詰められていて、登山道はよく整備されていますが、雨のため道が小さなせせらぎとなっていたのでした。

午前11時頃頂上に到達。美ヶ原高原は霧に包まれ真っ白でした。有名な美しの塔をあやうく見過ごしてしまうところでした。

王ケ頭ホテルの食堂で昼食。山の上にもかかわらず山菜そばが600円と良心的なお値段。午後になると雨は止みましたが、霧は一向に晴れません。

王ケ鼻を回って八丁ダルミコースで下山。途中、苔と木々の緑が美しい神秘的な場所を通りました。

雨と霧で景色を楽しむことはできませんでしたが、そのせいか他の登山者に出会うことがなく、山を貸し切って登ることができました。夏になったらまた北アルプスの山に登りたいと考えています。