2011-01-16

ソーダ購入禁止の是非 [GOOD FOOD]


ニューヨーク市長が、フード・スタンプでソーダを買うのを禁止しようとしている。市長は市民の塩分摂取量25%削減も目指している。NPRでも、スナック菓子に悩む行政の記事があった。フード・スタンプは、貧困家庭に配布されている食料引換え券のようなもの。

番組プロデューサーがニューヨークで市民に街頭インタビューして、市長の方針についてどう考えるかを聞いた。

声の印象では50代後半の男性は糖尿病とのこと。これまで甘いものをたくさん食べた結果病気になったから、何とかしなければねぇ、と言っている。

声の印象では30代のヒスパニック男性。何を買うべきかなんて指図されたくないね。

声の印象では20代の白人女性。学校の友だちがフード・スタンプでアイスクリームやソーダを買っていた。フード・スタンプの本来の目的は必要な栄養をとるためで、アイスやソーダは余裕がある人のぜいたくじゃないのって思う。

声の印象では30代の黒人男性。市長の方針はよくない。フード・スタンプは子どものためで、子どもの成長には甘いものが必要。何を食べようと勝手だ。

声の印象では30代の白人男性。市長の方針はいいと思う。偏った食生活で将来公的機関の負担が増えることになる。これは甘いもの禁止ではなくて健康障害を防止するのが目的なんだ。

声の印象では50代の黒人男性。市長の方針はよくないと思うけど、健康のことを考えないとね。

声の印象では40代の白人男性。条例で禁止するより、食育をするべき。

声の印象では50代の白人男性。栄養のことを考えないでみんな太っていく。正しい方向に導くべきだ。

声の印象では40代の白人男性。みんなソフトドリンク業界の罠に陥っている。砂糖、プラスチック、資源の無駄だ。自分でお茶を淹れて飲めばいい。

声の印象では20代の白人女性。学生の時フード・スタンプをもらっていたが、オーガニック食品を買う時の足しにして、自分の健康生活に役立った。市長の方針は議論を促すのではないか。

声の印象では40代白人男性。市長の方針は非現実的。健康のための食材は高いし、食品産業は不健康だし、選択肢を狭めていくのはどうかと思う。

賛否両論。行政と一部の消費者は糖分と脂肪分の摂取過多に警戒しているが、日本でも全体に肥満の人たちは増えている。供給側の意識改革が求められているのではないだろうか。