2013-08-09

桜姫 [橋本 一監督]


青木崇高君が出演していると時代劇いうことで観ることに。

ポルノ映画じゃん!しかし、原作は歌舞伎の「桜姫東文章」とのこと。

ある城へ将軍家からの下がりものを盗みに入った盗賊が、行きがけの駄賃にその城の姫を犯すが、姫は逆にその盗賊に恋してしまい、城を抜け出して町の女郎屋に女郎として入り、客をとりながら盗賊を探そうとする。青木君は盗賊を演じているのだけれど、逞しくセクシーで引きつけられた。他にでんでん演じる怪坊主、女郎屋の朋輩を演じる麻美ゆま、尼さんを演じる風祭ゆきが、荒唐無稽なこの作品に渋みを加えていたと思う。印象に残ったのは、遊女屋で、盗賊と姫様が風呂に入るシーン。

映画もさることながら、上映館までの道のりもかなり思い出深い。上映館がJR東海道線の国府津駅と鴨宮駅の間にある「コロナワールド」という娯楽センター内の映画館で、行きは国府津から1時間に3本位しかない路線バスで行った。最終上映日だからか、観客は私の他のもう一人だけ。初め劇場に入った時に自分一人かと思ったら、一番後ろの席に一人いた。びっくりした。帰りは国府津まで車通りが激しく人通りがない道を20分以上歩いて戻った。

しかも、この映画の前に、銀座で「マジック・マイク」を鑑賞してからの移動だった。ポルノチックな真夏の一日。面白い経験でした。