2009-04-25

God In A Cup; Food And Technology; Cheap Eats; Bamboodles [GOOD FOOD]


「食べ物」をテーマにしたTwitterが膨大にある、という話から「食べ物」に関わるテクノロジーについて話している。Twitterはひと言ブログのようなもの。

インタビュー相手はWired誌の記者。「新しい道具は新しい考えやアイデアを可能にさせる」と。食生活はどんどん世界を広げている。

テクノロジーが食べ物の新しい分野を開拓した例では、ドミノピザの新しいサービスがある。客にオリジナルのトッピングを考えてもらい、好きな名前をつけさせ、ホームページで公開するというもの。他の客もそのオリジナルトッピングを注文することができる。あるレシピは2ヶ月で8万3千枚も注文があったとのこと。

最先端テクノロジーの話題の後に、フロリダのトマト農園での前時代的な話。労働者が奴隷のような労働条件で働かされているという。

農園労働者の殆どはメキシコやグァテマラからの出稼ぎ。賃金は支払われないし、夜間は逃げないように鎖でつながれている。この人たちは英語はもちろん話せないが、中にはスペイン語も話せない人もいるとのこと。いわゆる原住民で部族の言葉だけを話すのだ。

支援する労働組合(?)は、フロリダ産のトマトを購入しているレストラン業界に、労働者に直接追加料金を支払ってくれるよう交渉した。マクドナルド、サブウェイなど。1パウンドにつき1セントというわずかな金額なのだが、一人の労働者が収穫するトマトはトン単位なので、まとまれば一人当たり1日50ドルになるという。

日本でも中国人農業研修生の過酷な生活が話題になっている。

どんな食べ物もそれを作る人たちの苦労、犠牲の上にあるということを心して食さなければ。コンビニで売られている食品には夜間労働の低賃金の工場で作られているものもあるのだし。