2012-01-29

サウンド・オブ・ミュージック [ロバート・ワイズ監督]


感動!感動です。スクリーンで観るべき映画だ。

名曲の数々。ジュリー・アンドリュースの心打つ歌声とコミカルなかわいらしさ。厳格でお茶目なクリストファー・プラマー。美しいアルプスの山々。感動。

しかし「サウンド・オブ・ミュージック」のトラップ大佐は不思議な人物だ。奥さんを亡くしてから子どもたちを軍隊式に育てる一方で、ウィーンの男爵夫人の家に1ヶ月も居続けるようなだらしなさもある。そしてオーストリアがナチスに併合されるとわかると、家屋敷をあっさり捨てて着の身着のままで亡命してしまう潔さ。

ジュリー・アンドリュース演じるマリアが恋してしまう不思議なトラップ大佐が魅力的に見えるのはクリストファー・プラマーが演じているから、という気がする。矛盾する性格を抱える人間を観客に自然に受け入れさせるのは、役者自身にも相当の魅力がないとできないことではないだろうか。名優だ。

「サウンド・オブ・ミュージック」は1965年制作。約半世紀後の2012年、クリストファー・プラマーは初めてアカデミー賞を受賞。助演男優賞。歴代受賞者の中で最高齢とのこと。「サウンド・オブ・ミュージック」でもいい男だが、83才の今も魅力的な"男性"だ。

「サウンド・オブ・ミュージック」を観ていてミシンが欲しくなってしまった。ミシンで服を作れたらいいなぁ。