2011-02-18

普段に生かすにほんの台所道具 [吉田揚子著]


素晴らしい大人の家庭科教科書だ。

日本の伝統的な台所道具の紹介と、その道具を使って調理するお惣菜の紹介。

この本を読んで、やっぱり鉄瓶が欲しいと思った。それから曲げわっぱとほうろくが欲しくなった。

ゴマはフライパンで炒っていたが、熱を帯びるとあっちこっちに飛び散るのがいやで、最近はしけったまま使っている。ほうろくがあれば手軽にゴマを炒ることができる。自然塩をほうろくで炒ってすり鉢で擂ればサラサラになる、というのを読んでますます欲しくなった。

まな板とタワシについてもいいことを知った。タワシでまな板の木目に沿ってゴシゴシこするだけできれいになるというのでその通りにしたら、まな板本来の白さが戻ってきた。

それからこの本で知った衝撃の事実。果物に含まれる果糖はしわを作りやすくするとのこと。今まであまり果物を食べていなかったが、それでよかったのか。

おろし具の項にこうある。「使い終わったら流水で洗って水気を拭い、場所をとらずに収納できる。分解して洗浄する必要も、電源も必要ない」たしかにそうです。オーガニック材料で作るお菓子のレシピにフードプロセッサーが使われているのを読むと、矛盾を感じる。

これらの道具は今では値段が高くなっていると思うが、丁寧に使えば減価償却期間が長くなって、結局は安くなる。それに頻繁に買い替えることがないからゴミにならず資源保全にもつながる。これこそが正統なロハスだ。