2009-06-06

オレンジジュースの真実 | 移動畜殺車 [GOOD FOOD]


Original Title:Burritos North and South; In-N-Out Secrets; Mobile Slaughterhouses; Biodynamic Wine

オレンジジュースの真実

オレンジジュースの製造工程について本を書いた著者にインタビュー。

オレンジジュースは、1900年代にオレンジの収穫量が過剰になったためと、戦地の兵隊の食料として製造されるようになったことから、飲まれるようになった。

オレンジジュースが100%オレンジから作られていることに間違いはないそう。でも果汁を絞ってから製品になるまで最長1年はタンクの中で保存されており、その間に風味は抜け落ちて単なる砂糖水となってしまうらしい。そこで”オレンジジュース”らしくするために、香料やその他もろもろの添加物を混ぜている。

もし「搾りたて」とあったら、それは「搾りたて」のジュースを上に乗せているだけ。しかし、さすがに「搾りたて」でないことが明らかなので、「搾りたて」として売っているメーカーはない。

この事実に番組ホストは相当ショックを受けている。私も、風邪をひいた時オレンジジュースを飲んでも意味がないんだ、と思った。

やはり果物は生のまま食べるのが一番よいのですね。

移動畜殺車

ワシントン州のロペス島で、畜殺を請け負う組合(?)の話。ロペス島は、北米大陸西岸の、カナダとアメリカの境にあるジョージア海峡に浮かぶ島。

アメリカでは農務省の許可を受けた肉しか市販することができない。しかし、ロペス島のような遠隔地で農業を営む人たちにとっては、農務省の許可を受けた畜殺場に家畜を連れていくだけでも大変な費用がかかる。まず海を渡らなければならないし。

かといって、狭い島の中に畜殺場を建設することも難しい。近隣住民の反対もある。

そこで組合は農務省の許可を受けた畜殺車を作り、各農家の敷地内で家畜を食肉に加工処理する。外観は大型トレーラーそのもの。車の外で屠殺した家畜をトレーラーに運び入れ、流れ作業で加工していく。

この方法はロペス島以外の地でも取り入れられつつあるとのこと。地元で育った食肉を新鮮なうちに販売することができるし、畜殺場までの長距離の移動というストレスを家畜が受けないため、肉の風味がよいらしい。何より、農家にとって移動と保存という余分な経費がかからないのがよい。まさに地産地消ですね。

でもちょっと悲しい気分。