2014-01-18

ゼロ・グラビティ [アルフォンソ・キュアロン監督]


宇宙ステーションで船外活動中に、破壊された衛星の破片による事故で、宇宙の真っ只中に放り出された宇宙飛行士が地球に戻るまでの話。

予告編を観たときはまさかアカデミー賞候補になるとは思わなかった。船外活動中の宇宙飛行士は3人。インド人宇宙飛行士は冒頭で破片に当たって犠牲となる。サンドラ・ビュロック演じる主人公は宇宙飛行士になる前に子供を亡くしており、時に生きる意欲を失うが、ジョージ・クルーニー演じる軍人宇宙飛行士のリードで地球に戻る努力を続けるが.....。G・クルーニー、なんて感動的にカッコいいんだ!

中盤からはたった一人となった主人公が、宇宙に散在する各国の宇宙ステーションをめぐりながら、脱出用ポッドで地上に生還する。邦題は"無重力"になってるけど、ラストで原題の"gravity"を実感させられた。映画史上に残るローアングルだ。

主人公が、放棄された宇宙ステーションで地上と交信するシーンがある。この交信シーンを地上側から描いた短編動画がYouTubeで公開されていた。短編を監督したのは、本編監督の息子とのこと。本編を観ながら想像していた地上の状況と、YouTube版が描いている状況はまるで異なっていた。いずれの人生も厳しいものなのである、ということなのか。

監督は「ハリーポッターとアズカバンの囚人」の監督。

しかし、高所恐怖症にはスリル倍増の映画だった。