色んなスナック菓子が発売されているけれど、食べると眠くなるお菓子レイジーケーキの話。
1つ4ドルで、食べるとリラックスするというブラウニーのようなケーキがバカ売れしている。ガソリンスタンドなどで売られているが、ある店では1週間に36個売れたとのこと。
ケーキに含まれるリラックス成分には合成マリワナが含まれていると噂されていたが、実際は睡眠導入剤に使われているメラトニンという成分が含まれているから。メラトニンは吐き気を催させたり、人によっては呼吸困難を引き起こすこともある。
ある記者はこのレイジーケーキを一つ食べて10~12時間眠り続けたとのこと。
包装紙には細かい字で「アルコールと一緒に食べたり、運転前には食べないでください」と書かれているが、ガソリンスタンドで売られているし、食べる前に注意書きをよくよく読む人はあまりいない。「大人向け」とも書かれているが、見た目が他のお菓子と変わらない包装なので子どもはもちろん大人にも区別がつきにくい。
さらにこのお菓子には中毒性があるよう。食べ続けたら一日何もしないでぼーっと過ごすことになりかねない。
人々を十分リラックスさせたのでレイジーケーキの会社は近々人々を覚醒させるアップケーキの製造にとりかかるらしい。
嗜好品で人々をコントロールするとは、まるで昔のSF映画のようだ。