Original Title: Critter Fritters
虫を食べている人類学者の話。声からするとまだ30代前半の若い女性。10年前にインターンで行ったメキシコで食べたのが始まりで、それからよく食べるようになったとのこと。
この人が食べているのは、コオロギ、イモムシ、サソリの3種類。コオロギはタンパク質、カルシウム、鉄分が含まれていてまったりした味わい、イモムシは脂肪分が多く、フレンチフライのような食感、サソリは高タンパク質低脂肪でカニのような味とのこと。
世界の人口80%は虫を食べているから、虫を食べない欧米人の方が「妙な人たち」ということになる。たしかに、日本でもハチノコやイナゴを食べている。イナゴの佃煮は脂がのった小海老といった感じでおいしい。韓国でも小さなイモムシを煮たものをよく屋台で売っている。
番組にも自家製虫スナックを持って来たようで、作り方を話している。イモムシはサンディエゴの虫農場から購入している。虫農場は、釣りエサや爬虫類ペットのエサとしてイモムシを生産(?)している。届いたイモムシを冷蔵庫に入れて殺し、それをオーブンに入れて加熱、フライパンに移して塩、砂糖、ワサビパウダーで味付けして出来上がり。
環境を考えると、虫はこれからのタンパク質源になるかもしれない。