2012-01-28

ビルマ料理のこと [GOOD FOOD]

Original Title: Burmese Food

2011年末からビルマに民主化の動きがあり、米国との外交も正常化しつつある。そこで、ビルマ料理について取り上げてみたよう。

ロサンゼルスの有名レストランのオーナーシェフは長年ビルマ料理に興味を持ち、自分の店でもメニューに載せている。

ロサンゼルスのビルマ・コミュニティは小さいのだけれど、毎年ビルマ料理フェアを開催しているらしい。ビルマ料理は他の東南アジア料理に似ていて、インドと中国、さらにタイの影響を受けている。

このオーナーシェフはラペットというサラダの作り方を2年間追い続けていて、未だに謎は解明されていない、と言っている。ラペットはキャベツに揚げた豆、ヒマワリのタネ、発酵させて酢漬けにした茶葉、唐辛子、ニンニク、レモンジュースで作る。発酵酢漬け茶葉が料理に独特の風味を添えているとのこと。だがその作り方は不明。

店で出しているサラダにはこの茶葉を使っているのだが、ビルマから直接入手したそうで、どのように持ち込んだのかについては言えない、と言っている。映画「トラフィック」並みの手段で持ち込んだようなことを言っている。

2012年4月のビルマ総選挙でアウン・サン・スーチー氏が当選。軍部との和解がすすんでいる様子。私が毎年利用している旅行会社Intrepid Travelは去年からビルマでのツアーを実施しているのだけれど、これが大人気で、2012年12月のツアーが1月にすでに満席になっている。ビルマ、是非行ってラペットを試してみたい。