インタビューを仕事としている人たちにインタビューについてインタビューした本。河合隼雄先生や元刑事にも、人の話を聞くことについて聞いている。
登場する人たちはインタビューの第一線にいる方々なのだけれど、立場、職業を超えて言っていることは、インタビュー相手に対してポジティブな感情を持って接して、信頼関係になることがよいインタビューに必要だ、ということ。
そのためにいやがることは聞かないとか、相手の話によく反応するとか、むだ話を追いかけるとか、あなたの話しを聞きたいのだという熱心な態度をするとか、色々なワザをそれぞれ持っている。でも根本は相手にポジティブな感情を持つことのよう。
ポジティブ(前向きや積極精神)は、本当に人間にとって重要な要素ですね。
1日で読めてしまった。あまり重くない本です。