Original TItle: Tsunamis and Marine Life
海洋環境学者に、津波の影響で海の生物がどのようなダメージを受けたかを聞いている。
津波で海底に引きずり込まれた建物や車やその他インフラに素材として使われている化学合成物が海を汚染するのは間違いない。
この海洋環境学者は、スマトラで津波の影響についての調査をしたことがある様子だが、薬品工場からの薬剤流出の例を持ち出して話している。プランクトンは海水をそのまま取り込んでおり、そのプランクトンをエサとする魚はプランクトンごと海水の汚染物を取り込み、その魚をエサとする大型魚にも取り入れられ、それを食べる人間に最終的に蓄積される、と。
放射能についても番組ホストともども懸念を述べている。
これではますます日本食のシーフードが敬遠されてしまうのではないか。
昔、PCBという物質で東京湾が汚染されているというので魚が全く売れなかった時があった。ところが、ヤケになった魚屋がサンマを1尾10円位で投げ売りしたら主婦が殺到したのだ。もちろん、水俣の例もあるから注意しなければならないが。
とにかく消費者力を培って、健康と経済の両立を目指さなければ。