変わったミステリ(?)らしいので読んでみることに。
更正プログラムだか証人保護プログラムによって、過去を消して医者として人生をやり直している元マフィアの殺し屋。勤務する病院にマフィアメンバーが入院し、組織からの報奨金目当ての殺し屋たちに追われる羽目になる。
現在の医者としての行動と、更正プログラムに至るまでの殺し屋としての過去が交互に描かれている。一人称小説で、口調が軽いのでほいほい読んでしまうが、殺し屋ドラマと、医者ドラマの両方にかなりグロテスクな描写がある。しかもかなりリアリスティックだ。読んでいて顔をしかめるくらい痛そうな箇所があった。
映画化権が売られたらしいけれど、面白い映画になるかなぁ。