2009-09-17

フリーメーソンはそんなに秘密じゃない [NPR]


Original Title: Secret Of The Masons: It's Not So Secret

ダン・ブラウンの新作「Lost Symbol」が売り出されて、フリーメーソンが注目されているらしい。NPRのキャスターがワシントンDCにあるフリーメーソンの建物を訪れている。

入会の儀式で、骸骨の杯からワインを飲むのは本当らしいが、フリーメーソンはそれほど謎めいた組織ではない、とこの番組は伝えている。

宗教的団体のような印象があるが、実際は特定の宗教を信奉しているわけではないとのこと。18世紀にフリーメーソンは、この世には神がいてその神は人に善い行いをさせようとしている、という考えが基盤にあれば、どんな宗教であれ詮索しないと決めた。しかしこれまで、フリーメーソンはバチカンやナチの攻撃の的になってきたとのこと。

限られたメンバーの閉ざされた会なのかと思っていたが、全米で140万人の会員がいるらしい。会員は自分がフリーメーソンだとおおっぴらに言わないのは、秘密にしているのが楽しいからなのかもしれない。

世界をどうこうしようという野望はない、とインタビューを受けているフリーメーソンの作家は言っている。そうなのか?グラハム・ハンコックとロバート・ボーヴァルの「タリズマン」によると、フリーメーソンは、エルサレムの地にソロモンの神殿を再建することを目指しているという。だから、アメリカはイスラエルを擁護しているのだと。

ダン・ブラウンの新作、楽しみです。