読んだ本と、映画館で観た映画の記録をつけています。
おもしろかったポッドキャストの記事の紹介も。ポッドキャストは、NPR:Story of the DayとKCRW:GOOD FOODから。
コピー&ペースト等転載はお断りします。
2009-03-28
Finding Mumbai in LA; Mercury Poisoning; Beer Chicks [GOOD FOOD]
自宅でビールを醸造する女性クラブの話。
ビールをつくるのに必要なのは、麦と酵母
と水とホップだけ。なんと水は水道水で
かまわないとのこと。このクラブでは
ハーブでビールに風味づけするのも
流行って(?)いる。ラベンダー・ビール
とかカモミール・ビールとか。
優しく酔えそうですね。
ツナ缶を5年間毎日食べ続けた女性が、
水銀中毒になり髪の毛が抜けてしまった話。
この女性はツナ缶メーカーを裁判に訴えた
いのだが、食品医薬品局が安全だと
許可しているものに対しては
裁判所が訴えを取り上げることは
ないらしい。でも被害女性は、
「ツナ缶が危ない」ってことを
みんなに知ってもらいたいとのこと。
私は昔からツナが苦手で
ほとんど食べてませんでした.....。
最後に、エクアドルでカカオの収穫から
チョコレートの製造販売まで一貫した事業
を興した女性の話。
考えてみればそうなのだけれど、
カカオ生産国とチョコレートメーカーは
別々の国だから、収穫されたカカオが
製造工程にのるまで、数ヶ月は船倉や倉庫に
保管されている。
収穫地ですぐにチョコレートにすれば、
傷んだカカオを廃棄するムダもなく、
船賃、卸売り手数料もかからず、
チョコレート販売の利益を
生産国にもっと還元できる。
今のところ生産から販売まで一貫した事業
を行っているのは、この女性の会社だけの
よう。(Kallari Chocolate)
だからこの事業に関わっている人たちは、
そのことにとても誇りを持っている
とのこと。
すばらしい事業モデルなので、
カカオを生産している他の南米諸国や
アフリカでも、この事業を始めようとする
動きがあるらしい。
以前、チョコレートを食べて熱帯雨林を
守ろう!という運動があると聞いたこと
があるけれど、カカオという換金樹木
(と呼ぶのでしょうか)が生産地に
もっと利益をもたらせば、
植林の大きな動機になりますね。
KCRW: GOOD FOOD