2014-02-10

陽気なギャングの日常と襲撃 [伊坂幸太郎著]


「陽気なギャングが地球を回す」の続編。おもしろかった。

前半は、銀行強盗チームを結成する男女4人がある事件にそれぞれ別の局面で関わり合いを持つ様子が描かれている。後半は、その事件から派生した別の事件で、チームがそれぞれの役割を果たして現金収奪に成功する、という話。

前作が映画化されており、キャストを知ってから読んだので、登場人物を演じた役者のイメージで読んでいた。

ベテランミステリファンとしては読みながら伏線を感知したいのだけれど、伊坂氏は巧妙に伏線を仕掛けるので、前半はまたもやかなり緊張しながら読んでたが、終盤はそんなことも忘れて熱中して読んでしまった。