読んだ本と、映画館で観た映画の記録をつけています。
おもしろかったポッドキャストの記事の紹介も。ポッドキャストは、NPR:Story of the DayとKCRW:GOOD FOODから。
コピー&ペースト等転載はお断りします。
2012-03-07
オレオ誕生から100年 [GOOD FOOD]
Original Title: Oreo's 100th Birthday
今年販売100周年を迎えるオレオの製造販売元クラフト社の副社長にインタビュー。
オレオは1912年にナショナル・ビスケット・カンパニーで開発されて売り出された。誰かが考えついた、というよりチームで開発した製品とのこと。オレオという商品名の由来と意味はいまだに不明。
オレオといえば、アメリカでは"ひねって、なめて、ひたして(twist, lick, dunk)"というキャッチフレーズが有名。調査によると、男性の84%はそのまま食べて、女性の41%はバラして食べるとのこと。しかし、各人それぞれがそれぞれのオレオ"儀式"にのっとって食べている。この副社長は、回りのクッキー部分のみをかじった後、片方のクッキーでクリームをすくって食べる、と言っている。
100年の間にいくつか変化もあった。マンホールの蓋のよう、と言われているクッキー部分の模様はこれまで3回デザインが変わった。今のデザインは1952年からのもの。
オレオのおいしさは、甘くないココアクッキーが甘い白いクリームを引き立てていることにあるけれど、1970年代に工場ラインのミスから、バニラクッキーにチョコレートクリームをサンドするゴールデンオレオを生産したことがあった。それから、クッキー好きのファンのために、3枚のココアクッキーに白クリームとチョコクリームをサンドした3層オレオを販売したことも。これまで期間限定の色々な味を出してきたが、100周年記念のバージョンを夏に発売する予定だそう。
今や100ヵ国で売られているオレオは、各国の嗜好に合わせた味を作っている。中国限定版は、ココアクッキーに抹茶クリームのオレオ。中国みやげに最適ですね。アルゼンチンではクリームがドルチェ・デ・レチェのバージョンも。
番組ホストが、今の話でオレオの売り上げが上がったわよ、と言っているが、オレオを食べたくなってきた。