ロバート・フランクの写真集「Americans」の刊行50周年を記念して、ナショナル・ギャラリーで写真展が開かれている。
ロバート・フランクはスイス人だったのですね。
50年代に撮影された写真は、それまでの"アメリカン・ドリーム"をぶち壊すような、寂しく虐げられた絶望の人々の表情を切り取った。
南部を旅していた時、撮影機材を積んだ車に外国人が乗っている、スパイか?怪しい、というので警官に職務質問され、留置されたとのこと。生涯で一番の恐怖だったそうです。
このような写真、撮れそうで撮れない。
カメラ?フィルム?焼き付けの問題?
やはり、被写体に対する哲学、写真に対する哲学がハンパでないのですね。
NPR Podcast