読んだ本と、映画館で観た映画の記録をつけています。
おもしろかったポッドキャストの記事の紹介も。ポッドキャストは、NPR:Story of the DayとKCRW:GOOD FOODから。
コピー&ペースト等転載はお断りします。
2013-11-28
おうちのスープ―21人が自分のために作ったレシピ63 [AC mook―カフェタイムブックスシリーズ]
スープのレシピの参考にするために読むことに。チキンストックは使わない、と言い切った「ホームメイドスープ」の原さんと、ウー・ウェンさんも参加している。
殆どのレシピがミキサーを使っている。ミキサーは買わない、使わない、と決心したので、あまり参考にならなかった。それにどのレシピも、みなさんがプライドをかけて作ったもののようで、ふだんの材料で作れるスープとは言いがたい。ジローラモさんの奥さんのレシピは、パルメジャンチーズの皮を使う。イタリアの家庭ならチーズの皮はあまりものなのだろうけれど....。
2013-11-17
ホームメイドスープ [原 弘美著]
保温マグを買ったのでスープのレパートリーを増やそうと思い、読むことに。
まず、原さんが、チキンストックを使わずに野菜の旨味だけでスープは十分おいしく仕上がる、というのに共感。
スープのレシピには必ず、チキンストックや固形ブイヨンを溶かしたものが材料にあげられているが、チキンストックを作るのは面倒だし、固形ブイヨンは化学調味料のカタマリだから使うのに抵抗がある。それに固形ブイヨンは独特の匂いがあって、素材の風味を消すような気がする。
玉ネギやベーコンの旨味だけでおいしく仕上がる、というプロの言葉に勇気づけられた。
ミキサーを使うレシピがあるけれど、ミキサーについてはいつも考えさせられてしまう。素材を潰してピューレ状にするとたしかに旨味をすべて溶かし込むことができていいけれど、台所でミキサーの電源をどこからとるのか、ミキサーの置き場所をどこにするか、ミキサーは洗いやすいのか、色々考えるとミキサーを買うハードルが高くなる。でもこの本はミキサーを使わないレシピが多いのがよい。
2013-11-15
キッチンの穴 [たけだみりこ著]
夫の父母と伊豆で暮らす漫画家の、食にまつわるエッセイ漫画。料理だけでなく、野菜の栽培の話もあったり、友人のエピソードもあって面白い。
餃子の焼き方とか、安い鶏肉をおいしくする方法とか、とても参考になった。調理する時の、あるあるエピソードも楽しい。気分がすぐれない時に読んだら、何となく口元が緩んできて、気持ちが落ち着いた。
2013-11-03
蠢動 -しゅんどう- [三上康雄監督]
平岳大さんを秘かに注目している(ファンなのです)ので急遽観ることに。主役を演じている。
地方の藩を舞台にした時代劇。幕府から遣わされた剣術指南役が、藩取り潰しのための内情を探っていることがわかり、暗殺することに。しかし、幕府から使者が来ることがわかり、下手人を始末したことにしなければならなくなる。実際に手を下したのは城代家老の婿でもある藩の剣術師範。そのため無実の若い藩士を身代わりに始末することにし、その役目を暗殺実行者である剣術師範が引き受けることとなる。
全編、音楽なし。太鼓の音のみが効果音として使われている。ラストの雪原での斬り合いに迫力があった。雪に足をとられ、雪で袴が濡れて重くなり、さらに重い刀を振り回し.....命がけだ。
質実剛健な時代劇。家老(若林豪)、用人(中原丈雄)、幕府関係者(目黒祐樹、栗塚旭)を演じるじいさま(失礼)方が素晴らしかった。
平君は城代家老の婿である剣術師範、渋く、殺陣もキマってました。役者は大変な仕事ですね。
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